研究課題/領域番号 |
16K06832
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化工物性・移動操作・単位操作
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
山本 拓司 兵庫県立大学, 工学研究科, 教授 (30358288)
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研究分担者 |
伊藤 和宏 兵庫県立大学, 工学研究科, 准教授 (80347525)
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研究協力者 |
前田 光治
倉持 秀敏
TAYAKOUT-FAYOLLE Mélaz
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | モデル廃食油 / テーラー渦 / 溶質分配理論 / 晶析操作 / 脂肪酸混合物 / 有効分配因子 / テイラー渦 |
研究成果の概要 |
低品位廃食油に含まれる飽和脂肪酸を不飽和脂肪酸から分離することを目的として、二重円管型装置を用いた融液晶析を実施した。その結果、二重円管の回転速度や冷却速度が飽和脂肪酸の精製度を示す有効分配因子に及ぼす影響を明らかにした。具体的には,①2成分系モデル廃食油を用いた融液晶析,②晶析槽内におけるテイラー渦の形成メカニズムの解明,③3成分系モデル廃食油を用いた融液晶析と溶質分配理論の構築,の3項目を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の実施によって,バイオ燃料精製を目的とした融液晶析における基幹技術と基盤となる理論を確立できた。また,本研究で確立した技術は低品位廃食油の再資源化のために不可欠な精製技術であるため,石油代替資源としての低品位廃食油のエネルギー利用に加えて,炭酸ガス排出量削減などの環境面での波及効果も期待される。
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