研究課題/領域番号 |
16K06843
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
反応工学・プロセスシステム
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
北島 禎二 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (80273845)
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研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 化学プロセス産業 / プラントライフサイクル・エンジニアリング / プロセス安全管理 / 業務プロセスモデル / 工程設計・管理 / スマート・マニュファクチャリング / プラントライフサイクルエンジニアリング / スマートマニュファクチャリング / プロセスシステム設計 |
研究成果の概要 |
本研究では,化学プロセス産業を対象に製造現場において高い安全性と生産性を両立させることを可能とするプロセス・プラントのエンジニアリングのための設計・開発支援環境の実現を目的とした.エンジニアリング業務機能の在るべき姿となる業務プロセスモデルをベースに工程設計・管理業務の要求開発を行うことにより,製造現場の業務を論理的に支援するエンジニアリング支援環境について,以下2点に着目して検討した. 【目的1】工程設計・管理のエンジニアリング業務プロセスモデル構築 【目的2】製造現場で「使える」エンジニアリング業務支援環境の実現
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年,世界的にも製造業のスマート化に関する議論が盛んとなり,国内ではAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)といった要素技術面ばかりが着目されてきた.本研究ではより戦略的な観点から,製造の業たる業務がどのようにあるべきか,またそのあるべき業務のために真に必要な支援は何かという点に着目し,安全と生産の両者にまつわる機能/活動を製造現場の業務プロセスとして捉えることにより,これまで学術的にも実務的にも別々とされたきた安全性と生産性を論理的に統合したエンジニアリング環境の在り方について模索した.本成果で示すアプローチは,今後の国内製造業のスマート化の戦略的な観点となり得るもののひとつである.
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