研究課題/領域番号 |
16K06844
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
反応工学・プロセスシステム
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研究機関 | 奈良工業高等専門学校 (2018) 名古屋大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
橋爪 進 奈良工業高等専門学校, 電子制御工学科, 教授 (60242913)
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研究分担者 |
矢嶌 智之 名古屋大学, 工学研究科, 助教 (80262864)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 不確実性 / 離散事象システム / ペトリネット / クリティカルパス法 / ベイジアンネットワーク / アントコロニー最適化 / 異常回避制御 / 意思決定支援 / プロセス完了時間 / 混合ベイジアンネットワーク / 構造学習 / 異常状態回避 / 混合整数計画問題 / クリティカルパス / システム工学 / 化学工学 |
研究成果の概要 |
本研究では,システムを流れるものの処理時間や処理工程などが動的に変更されるという不確実性を有する離散型生産システムを対象に,設計・制御・運用に係る意思決定を支援するための総合的な意思決定支援環境の開発を目指した.そのために,処理の間の因果関係をネットワーク型モデルを用いて表し,それらに基づくシステム構成の設計手法,運用方策の最適化手法,異常回避のためのコントローラ構成法を開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
不確実性を有する離散型生産システムの設計・運用は,従来熟練者のノウハウによるところが多く,システムズアプローチとしても離散型シミュレーションツールを利用することがほとんどであった.システム構成や運用方策の合理的な最適化手法の開発により,さらなる生産性や品質の向上が期待される. また,事象事象システムモデルをベースにした共通可能なモデルによる統合的な意思決定支援環境の開発により,システム構成設計,運用方策決定,異常検出・異常回避コントローラ設計が有機的な繋がりをもって進められる.
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