研究課題/領域番号 |
16K06869
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
谷口 正之 新潟大学, 自然科学系, 教授 (00163634)
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連携研究者 |
加藤 哲男
落合 秋人
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ペプチド / 食品タンパク質 / 多彩な生理活性 / 抗菌活性 / 内毒素中和活性 / 創傷治癒活性 / コメタンパク質 / カチオン性ペプチド / 創傷治癒作用 / 細胞増殖促進活性 / 血管新生促進活性 / 細胞遊走促進活性 / リポ多糖中和活性 / 抗菌ペプチド / 歯周病菌 / 日和見感染真菌 / 等電点電気泳動 / 食品 |
研究成果の概要 |
本研究では、コメ糠タンパク質およびコメ胚乳タンパク質の酵素加水分解物から、それぞれ3種類と5種類のカチオン性ペプチドを精製・同定し、それらの多彩な生理活性(抗菌活性,LPS中和活性,および創傷治癒活性)を明らかにした。また、コメ糠タンパク質由来の3種類のカチオン性ペプチドの創傷治癒作用に関しては、細胞増殖促進、血管新生促進、および創傷閉鎖促進の各活性について検討し、その作用機構を部分的に解明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コメ糠タンパク質とコメ胚乳タンパク質の酵素加水分解物から、多彩な生理活性を兼ね備えた合計8種類の新奇なカチオン性ペプチドを精製・同定した。また、同定したペプチドの抗菌作用、内毒素中和作用、創傷治癒作用(細胞増殖促進、血管新生促進、創傷閉鎖促進などの活性)などの生理活性を解明した。これらの研究成果は、健康の維持や増進に関連する医薬品、食品、ヘルスケア製品、日用品の素材開発に貢献することが期待される。
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