研究課題/領域番号 |
16K06905
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
船舶海洋工学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
西尾 茂 神戸大学, 海事科学研究科, 教授 (30208136)
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研究分担者 |
勝井 辰博 神戸大学, 海洋底探査センター, 教授 (80343416)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 浅水域 / 制限水路 / 船型要素 / 離着岸操船 / 数値流体力学 / 流場解析 / 水槽実験 / 流体力特性 / 操縦流体力 / 狭水路 / 離着岸 / 推進・運動性能 / 船舶海洋流体力学 |
研究成果の概要 |
本研究は、船舶の大型化に伴う水深/喫水比や岸壁や防波堤などの周辺境界との相対距離の現象による操縦流体力の特性変化を、水槽実験と数値計算による流場解析により明らかにしたものである。特に、船型要素による特性変化の違いや離着岸時の非定常流体力の挙動変化について、流体力学的メカニズムの解明とともに、非定常挙動の評価法の提案とその妥当性検証を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
港湾内の操縦性能の変化について、特に浅水影響が及ぼす影響についての知見に、水深/喫水比が1.2を下回るような極めて浅い条件下での流体力特性変化に関する知見を加えることにより、近年の船舶の大型化に伴う課題の解決に光明を与えた。これまで経験的に知られていた定性的な知見に対して、実験と計算に基づく定量的な基礎データを提供した意義は高く評価できる。
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