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海洋環境リスク評価の高度化に向けたマルチ環境対応型海水中銅存在形態モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 16K06921
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 船舶海洋工学
研究機関国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所

研究代表者

山口 良隆  国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, その他部局等, 研究員 (20344236)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード銅 / 防汚物質 / 海水 / 化学形態 / 船底防汚塗料 / 予測 / 海洋環境 / 元素分析 / 固相抽出法 / 亜酸化銅 / 船底塗料 / 予測環境濃度
研究成果の概要

生物付着防止のために船底で使用される多くの防汚塗料に、亜酸化銅を含む銅化合物が防汚剤として使用されている。それに伴い海洋環境での銅リスク評価が必要となる。そのために海水中の銅状態を知る必要がある。そこで、固相抽出法を利用した銅化合物別分析法の開発を行い、実験室系で検証を行った。この分析法で港湾の海水についても銅化合物別分析を行った。さらに溶液中の化学状態を予測する計算プログラムで銅化合物の予測を行い、分析結果との相関性について議論を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

防汚物質等の人為的に使用される化学物質について、環境中での分布や分解等の化学的挙動を把握し、化学物質の生物等への影響を評価する必要がある。そこで本研究では、船底防汚塗料起源と考えられる海水中の銅に着目した。海水中の銅状態を把握するために、生物影響に関連する銅化合物と溶解している全銅濃度の分析方法を開発した。さらに計算で化学状態を把握するプログラムで、海水中での銅化合物の状態について計算を行い、分析結果と比較を行った。このように、環境中に排出された化学物質を評価するための分析法の開発や化学物質の状態を計算する方法の検証を行った。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] The Relationship between Total Dissolved Copper and Labile Copper Concentrations in the Port of Tokyo2017

    • 著者名/発表者名
      Yoshitaka Yamaguchi, Madoka Ohji and Hiroya Harino
    • 学会等名
      11th International Symposium on Marine Engineering
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 国際学会

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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