研究課題/領域番号 |
16K06945
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
核融合学
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研究機関 | 核融合科学研究所 |
研究代表者 |
田中 照也 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 准教授 (30353444)
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研究分担者 |
菱沼 良光 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 准教授 (00322529)
吉野 正人 名古屋大学, 工学研究科, 助教 (10397466)
坂上 裕之 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 助教 (40250112)
佐藤 文信 大阪大学, 工学研究科, 教授 (40332746)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 核融合炉 / 熱電対 / センサー / 核変換 / 照射損傷 / 組成変化 / イオンビーム / ひずみセンサー / 照射効果 / 薄膜 |
研究成果の概要 |
熱電対等の金属センサー材料を核融合炉内の中性子照射環境下で使用した際に想定される核変換に伴う組成変化の影響を調べるための技術として、組成を変化させた溶解インゴット試料の製作が有効であることを確かめ、また、炉内で長期使用した際に想定されるK及びN熱電対の温度測定精度の低下割合を評価した。はじき出し照射損傷効果の影響を調べる技術としては、スパッタリング成膜によるイオンビーム照射用薄膜試料の製作が、高温・重照射条件においても適用できる有効な技術であることを確かめた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究対象とした2つの中性子環境下材料状態変化の模擬手法は、核融合発電炉以外の中性子発生システムも含めて様々なセンサー材料の特性変化を評価するための技術として適用できる。また、核融合炉を対象にこれら手法を用いて今後蓄積される特性変化のデータについても、核変換量やはじき出し損傷量を共通パラメーターとして、エネルギーや強度の異なる中性子発生環境における特性変化予測につなげることができる。
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