研究課題/領域番号 |
16K06953
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
関東 康祐 茨城大学, 理工学研究科(工学野), 教授 (60177764)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 確率論 / 破壊力学 / オブジェクト指向 / デザイン・パターン / 確率論的破壊力学 / デザインパターン / 基盤システム / ラウンドロビン解析 / GPGPU / オブジェクト指向開発 / 基盤プログラム / 機能拡張性 / 安全性評価 / 原子力機器 / 並列解析 |
研究成果の概要 |
本研究は、原子力機器の安全性評価のために用いられる PFM(確率論的破壊力学)に適した解析基盤システムの構築を目的としている。原子力分野の過酷事象では実験による妥当性確認ができず、ラウンドロビン解析などで複数のソフトウェアの解析結果を比較することが広く行われている。3年間の研究期間において、(1) Option パターン、あるいは他のデザインパターンの適用性、(2) 既存ラウンドロビン問題の解析による本システムの拡張性、(3) ハードウェアへの適用性についての研究を実施した。これらの研究成果は、国際会議4件、国内学会2件で発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、有限要素法ソフトウェア開発のために提案されたOptionパターンの確率論的破壊力学ソフトウェアへの適用性について検討したものであり、機能拡張が必要な様々な工学分野の解析ソフトウェアに有効であることを初めて示した。 ラウンドロビン解析は、原子力分野で期待されている確率論的破壊力学ソフトウェアの妥当性を評価する重要な方法であり、これに適した基盤ソフトウェアの開発は、多数のソフトウェアの妥当性を示すために大きく貢献できると言える。
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