研究課題/領域番号 |
16K07008
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
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研究機関 | 沖縄科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
宮崎 勝彦 沖縄科学技術大学院大学, 神経計算ユニット, 研究員 (10426570)
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研究協力者 |
宮崎 佳代子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | セロトニン / 辛抱強さ / オプトジェネティクス / 報酬待機行動 / レバー押し行動 / カルシウムイメージング / 光遺伝学 / 背側縫線核 |
研究成果の概要 |
申請者はこれまでの研究から、背側縫線核のセロトニン神経活動と将来報酬を辛抱強く待つことの因果関係を明らかにしてきた。本研究では、将来の報酬のための辛抱強い振る舞いで「待つ」場合だけでなく「行動する」場合も背側縫線核セロトニンは関与してるかを光遺伝学行動実験により調べた。その結果、辛抱強く待つ場合と行動する場合で、背側縫線核セロトニン神経は異なった関与をしていることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
セロトニンはうつ病や注意欠陥多動性障害などの衝動性を伴う精神疾患と深く関わっていいるが、セロトニン神経活動がどのように神経疾患と関連しているのかについては未だ謎が多い。本研究では、セロトニン神経活動は辛抱強く行動することより待つことに関与していることが明らかになった。ニューロフィードバックなどを用いてセロトニン神経活動を活性化することで、例えばキレやすく辛抱ができない子供などに対して薬物を用いない行動療法など、様々な医療応用へ向けた貢献が期待される。
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