研究課題/領域番号 |
16K07022
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
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研究機関 | 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(新分野創成センター、アストロバイオロジーセンター、生命創成探究 (2018-2019) 基礎生物学研究所 (2016-2017) |
研究代表者 |
木村 有希子 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(新分野創成センター、アストロバイオロジーセンター、生命創成探究, 生命創成探究センター, 助教 (70581122)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ゼブラフィッシュ / 前庭脊髄路 / 行動神経科学 |
研究成果の概要 |
脊椎動物において前庭から脊髄の運動ニューロンに平衡感覚情報を伝える神経経路の詳細は分かっていない。この経路を明らかにするために、単純な神経系を持つゼブラフィッシュ仔魚を用いて研究を行った。前庭脊髄路ニューロンを蛍光タンパク質で同定可能なトランスジェニックゼブラフィッシュを作製した。平衡感覚刺激を与えたときに活動する前庭脊髄路ニューロン及び、各種脊髄介在ニューロンを同定するために、ゼブラフィッシュ仔魚に前庭刺激を与えながらこれらのニューロンの活動をイメージングすることのできる顕微鏡を新たに作製した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
前庭脊髄路は、脊椎動物が前庭に存在する感覚器で感知した重力の情報に基づいて姿勢制御を行う際に重要な経路のひとつである。しかし、前庭脊髄路ニューロンがどのような脊髄ニューロンを経由して、前庭からの情報を脊髄に伝えているかは詳しくは分かっていない。本研究では、哺乳類等に比べ単純な神経回路を持つゼブラフィッシュ仔魚を用いることで、網羅的かつ、詳細な前庭脊髄路の解析を行うことのできる実験系の開発に成功した。
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