研究課題/領域番号 |
16K07046
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経解剖学・神経病理学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
片山 博幸 国立研究開発法人理化学研究所, 脳神経科学研究センター, 研究員 (00415126)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | オートファジー / マイトファジー / 蛍光タンパク質プローブ / パーキンソン病 / 脳神経疾患 / 蛍光タンパク質 |
研究成果の概要 |
作製した新規オートファジー、マイトファジープローブは培養細胞レベルでは良好な結果が得られたが、全身性にERT2-Creを発現するマウスと掛け合わせた誘導型ノックインマウスでは発現誘導にいくつかの問題が見られた。 まず、誘導型オートファジープローブマウスでは発現が安定せず、非誘導時の蛍光プローブの発現漏れ、誘導時の発現が不安定などが見られ、実験に使用できる品質ではなかった。また、誘導型マイトファジープローブマウスでは脳以外では、良好な誘導が観察され、これらの器官でのマイトファジーの観察が可能であろうことが推察された。 今後、脳以外の器官でのマイトファジー研究に関する共同研究を進める予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
オートファジー、マイトファジーはパーキンソン病などの様々な疾患に関係している。本プローブはこれらを促進、阻害する薬剤のスクリーニングに有用である。また、個体でのマイトファジーを観察することで、様々な疾患の発病メカニズム、病態の進行にどのようにマイトファジーが関与しているかを研究可能にしている。
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