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Chmp2A/B変異マウスを用いたESCRT異常による筋萎縮性側索硬化症の解析

研究課題

研究課題/領域番号 16K07087
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 実験動物学
研究機関浜松医科大学

研究代表者

高林 秀次  浜松医科大学, 光尖端医学教育研究センター, 助教 (70372521)

研究協力者 青戸 一司  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード筋萎縮性側索硬化症 / Chmp2A / Chmp2B / i-GONAD / マウス / ゲノム編集 / Chmp2a / Chmp2b / 筋委縮性側索硬化症 / ALS / CRISPR/CAS9 / 筋萎縮側索硬化症 / ESCRT
研究成果の概要

我々は筋委縮性側索硬化症(ALS)様病態を自然発症する新規突然変異マウスを発見し、その原因遺伝子がChmp2A遺伝子のミスセンス変異であることを見つけた。一方、そのファミリーであるCHMP2Bは神経変性疾患の原因遺伝子として報告されていた。特にヒトのALS患者においてミスセンス変異が多数報告されていた。本研究はChmp2AがALS様異常の原因遺伝子であることを明らかとするために行われた。本研究ではゲノム編集技術を応用した簡便な遺伝子改変マウス作製法(i-GONAD法)を開発し、それによりChmp2AおよびChmp2BのノックアウトおよびSNP変異を導入したノックインマウスを作製した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ヒトALSの原因遺伝子としていくつかが同定されている。しかし、Chmp2AがALSの原因遺伝子であるという報告はまだない。本研究でChmp2A KOマウスはChmp2B KOよりシビアな表現型を示した。Chmp2A遺伝子の遺伝子異常はヒトにおいても致死性の病態を示す可能性が示唆された。しかし、Chmp2A-L173P KIマウスでは明らかな後肢麻痺の表現型を示したことから、Chmp2Aがまだ同定されていない原因遺伝子である可能性を示唆している。本研究によりChmp2Aおよび2B遺伝子改変マウスを作製した。これらマウスの解析からALSの病態の解明につながる知見が得られる可能性がある。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] i-GONAD: a robust method for in situ germline genome engineering using CRISPR nucleases2018

    • 著者名/発表者名
      Ohtsuka Masato、Sato Masahiro、Miura Hiromi、Takabayashi Shuji、Matsuyama Makoto、Koyano Takayuki、Arifin Naomi、Nakamura Shingo、Wada Kenta、Gurumurthy Channabasavaiah B.
    • 雑誌名

      Genome Biology

      巻: 19 号: 1 ページ: 1-15

    • DOI

      10.1186/s13059-018-1400-x

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
  • [学会発表] i-GONAD法を用いた遺伝子改変マウスにおける系統差2018

    • 著者名/発表者名
      高林 秀次、青島 拓也、椛嶋 克哉、佐藤 正宏、大塚 正人
    • 学会等名
      第65回 日本実験動物学会総会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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