研究課題/領域番号 |
16K07168
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍治療学
|
研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
宮原 慶裕 三重大学, 医学系研究科, 准教授 (10582083)
|
研究分担者 |
原田 直純 三重大学, 医学系研究科, 特任講師(研究担当) (40520961)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 変異抗原 / 複合免疫療法 / 免疫応答 / ワクチン |
研究成果の概要 |
マウス腫瘍細胞株CMS7担癌マウスにおいて実際に免疫応答を惹起する変異抗原の同定のため、独自開発した免疫応答測定法を用いて高免疫原性変異抗原ペプチド(mSnd1)を同定した。また、新規開発の免疫応答測定法の従来法に対する優位性を確認するとともに、実際に同定した変異型Snd1ペプチドを用いたワクチンにより腫瘍治療効果が得られること、すなわちmSnd1に対する免疫応答が腫瘍退縮に寄与することを確認した。本研究開発で樹立したCMS7担癌マウスモデルと新規免疫応答測定法は今後の有効な複合免疫療法開発にとって重要な基盤となると考えられる。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究開発において樹立したマウス腫瘍細胞株CMS7担癌マウスにおける変異型Snd1ペプチドへの免疫応答モデルは、今後に期待される治療効果の高い複合免疫療法開発への重要な基盤になると考えられ、学術的意義が高いと考えられる。また、今後益々、個別化がん治療が進展していくと考えられるが、その際には本研究開発で確立した迅速・鋭敏な免疫応答測定法が個々の患者の高免疫原性変異抗原の同定に役立つことも十分に予想され、社会的意義も大きいと考えられる。
|