研究課題/領域番号 |
16K07170
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍治療学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
堀部 智久 京都大学, 医学研究科, 特定准教授 (20467468)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | タンパク質 / 分子シャペロン / 癌 / ケミカルバイオロジー / 発光イメージング |
研究成果の概要 |
本研究では、プロテインジスルフィドイソメラーゼ(PDI)関連タンパク質の一つであるPDI P5(P5)の悪性脳腫瘍、グリオブラストーマ細胞内における機能解析を行った。その結果、グリオブラストーマ細胞内におけるP5結合タンパク質の一つがvimentinであることを同定し、P5がグリオブラストーマ細胞において重要な役割を担う可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
細胞内で新しく作られたタンパク質の構造形成に関わる酵素の一つと考えられているP5について、細胞内における詳細な機能的役割については未だ不明である。本研究では、悪性脳腫瘍細胞内において、P5と結合するタンパク質を調べその一つがvimentinであることがわかり、また、P5が悪性脳腫瘍の増殖に重要な役割を担うと予想される研究結果を得た。本研究により、今後、悪性脳腫瘍における新しい標的分子の可能性およびその標的の有用性に関するさらなる研究が進むと予想される。
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