研究課題/領域番号 |
16K07276
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
池水 信二 熊本大学, 大学院生命科学研究部(薬), 准教授 (60333522)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | サイトカイン / 分子認識 / 複合体 / 構造生物学 / 蛋白質 / 免疫学 |
研究成果の概要 |
Th1 細胞分化に関わるインターロイキン(IL) - 27と2つの受容体WSX-1とgp130の三者複合体の結晶構造解析を行い、Th1細胞分化誘導機構の構造生物学的解明を目指した。 これらの三種のタンパク質の調製を行い、IL-27/WSX-1複合体の調製を行い、結晶化を試みた。また、IL-27/WSX-1/gp130複合体の調製を試みたが、IL-27/WSX-1複合体に対するgp130の結合能が弱いため、現在gp130のコンストラクトの再設計を行なっているところである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Th1細胞は細胞免疫を調節する重要な細胞である。しかしながら、その分化機構に関しては構造生物学的知見が得られていない。また、IL-27はヘテロ二量体サイトカインであり、このファミリーのシグナル伝達複合体の構造は未知である。我々は、IL-27/WSX-1/gp130複合体の結晶構造解析を行い、Th1分化機構を構造生物学的に明らかにすると共に、ヘテロ二量体サイトカインのシグナル伝達複合体に関する構造生物学的知見を得ることにより、本領域に貢献する。
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