研究課題/領域番号 |
16K07329
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 公益財団法人サントリー生命科学財団 |
研究代表者 |
山本 竜也 公益財団法人サントリー生命科学財団, 生物有機科学研究所・統合生体分子機能研究部, 研究員 (70437573)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 質量分析 / 動的タンパク質構造 / 微量分析 / 重水素交換 / H/D交換 / ソフトウェア開発 / 微量解析 / タンパク質 / 構造変化 / 構造 / 相互作用 / 動的構造解析 / 直接微量解析 |
研究成果の概要 |
生体内のタンパク質構造の動きは生命現象理解に重要であるが、これまでの構造研究では大腸菌のような別の生き物に大量に作らせて解析しているため、他のタンパク質との相互作用やその動きについて本来の活動状況を反映しきれていなかった。そこで、生命現象をタンパク質構造から説明するために、質量分析と水素/重水素交換法を応用し、分析器具や解析ソフトウェアの開発から基盤構築することで、目的生物から得られる微量タンパク質を直接観察する方法の開発を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果により目的とする生物のタンパク質を直接観察することが可能となり、これまであまり注目されていなかった翻訳後修飾による構造変化や複数タンパク質の構造変化を同時に捉えられるようになる。学術的にはキーとなるタンパク質を中心として周辺タンパク質や化合物との新しいやり取りが観測される可能性があり、また同じ生物内でも病理部位特有のタンパク質構造変化や特有な相互作用を捉えることが可能となってくる新しい技術である。
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