研究課題/領域番号 |
16K07374
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
田中 翼 熊本大学, 発生医学研究所, 助教 (00392027)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 生殖細胞 / 生殖質 / 細胞極性 / エンドサイトーシス / 卵黄タンパク / ショウジョウバエ / 細胞骨格 |
研究成果の概要 |
多くの動物において、生殖細胞の形成は、生殖質とよばれる特殊な細胞質領域によって制御される。本研究では、生殖質形成の制御機構の研究の良いモデル系となっているショウジョウバエを用いて、卵黄タンパク質受容体Yolklessに注目して解析を行った。その結果、細胞極性・生殖質形成におけるYolkless受容体のリガンド依存的および非依存的なエンドサイトーシス制御の重要性を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
卵内に卵黄タンパク質を蓄積して、胚発生時に栄養素として利用するという機構はショウジョウバエに限らず、多くの動物種で共通している。したがって、私たちの見い出した『卵黄タンパク受容体のエンドサイトーシスを介した細胞極性・生殖質形成の制御』という新規概念の分子基盤を明らかにすることで、細胞極性・生殖質形成の制御機構における種間の共通原理の解明につながると期待される。
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