研究課題
基盤研究(C)
植物は低温刺激を受けると、一過的なカルシウムイオン濃度上昇がみられる。このカルシウムの一過的上昇に、機械刺激受容性カルシウムチャネルMCAが関与することが明らかとなった。また、MCAは低温ストレス応答にも関わることが明らかとなった。また、カルシウムシグナルと低温シグナルをつなぐ因子として、カルモジュリン様タンパク質CML10, CML12が関与することが明らかとなった。これらは低温シグナル因子ICE1と相互作用することで、低温ストレス応答に関わっていることが明らかとなった。
本研究成果は、カルシウムシグナル伝達と低温シグナル伝達をつなぐことで、その詳細なメカニズムを明らかにした研究である。植物がストレス応答に応じて放出カルシウムのパターン認識に関して、その詳細を明らかにする目的で研究を行った。植物に50種類あるカルモジュリン様タンパク質のうち、CML10, CML12が低温ストレス応答に関わることを明らかにしたことで、カルシウムシグナルに関わる分子機構の一端を明らかにした研究である。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 3件、 査読あり 6件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (11件) (うち国際学会 4件、 招待講演 4件) 備考 (5件) 産業財産権 (1件) (うち外国 1件)
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