研究課題/領域番号 |
16K07393
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物分子・生理科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
増田 建 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (00242305)
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研究協力者 |
清水 隆之
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 葉緑体 / クロロフィル / 転写因子 / 核コード光合成関連遺伝子 / 共発現 / 光合成 / 葉緑体形成 / 発現制御 |
研究成果の概要 |
本研究では、葉緑体分化において、光合成遺伝子の協調的な転写調節に関わる転写制御因子群による光合成装置形成のオン・オフ制御の分子メカニズムの解明を目的として解析を行った。その結果、GARP型転写因子GLKとGATA型転写因子GNC/CGAが異なる標的遺伝子の発現を活性化することで、光化学系の構築に異なる役割を果たすことを明らかにした。さらに新たなGLK結合配列を予測することに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、葉緑体分化および光合成装置形成の制御機構を明らかにする上で重要な学術的意義を持つだけでなく、植物に新たな光合成組織を創出する技術にも繋がり、将来における農学的な応用にも発展させることが期待できる。実際、葉緑体分化を促進させた植物体では、その光合成能力が向上するだけでなく、病虫害に対する抵抗性が高まることが最近明らかとなってきており、その応用価値は非常に高い。
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