研究課題/領域番号 |
16K07409
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物分子・生理科学
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
本橋 健 京都産業大学, 総合生命科学部, 教授 (90301952)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 活性酸素 / 葉緑体 / 酸化ストレス / 光合成 / レドックス制御 |
研究成果の概要 |
葉緑体は、光合成による酸素発生に伴い、多くの活性酸素種(ROS)を生成する。そのため、葉緑体は抗酸化ストレスシステムとして、アスコルビン酸ペルオキシダーゼをはじめとして、複数のROS消去システムを備えている。複数のROS消去システムのうち、ペルオキシレドキシンという一連のペルオキシダーゼが、葉緑体で機能していることがわかってきた。しかし、葉緑体ROS消去システムにおけるペルオキシレドキシンの生理的な役割は、明らかでない。本研究は、葉緑体ROS消去システムのうちペルオキシレドキシンについて、その機能欠失体を作成し機能欠失が植物体に与える影響を調べ、葉緑体ROS消去系に対する寄与を評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ペルオキシレドキシン のROS 消去系に対する生理的な寄与が明らかになれば、葉緑体ROS消去メカニズムで重要な役割を担うシステムが判明し、葉緑体ROS消去系に関する理解が進む。また、陸上植物の葉緑体における抗酸化システムについて、生理的意義の理解を深めることができる。これらのことが明らかになることで、植物の機能改良に向けた技術開発のための基礎的知見となるはずである。
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