研究課題/領域番号 |
16K07412
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物分子・生理科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国際農林水産業研究センター |
研究代表者 |
藤田 泰成 国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, 生物資源・利用領域, 主任研究員 (00446395)
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研究協力者 |
小賀田 拓也
永利 友佳理
吉田 拓也
藤田 美紀
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | アブシジン酸 / 植物 / 脱リン酸化 / 遺伝子発現 / 浸透圧ストレス / シグナル伝達 / シロイヌナズナ / 乾燥ストレス / 環境応答 / 植物ホルモン / ストレス応答 |
研究成果の概要 |
本研究では、過酷環境下での植物の生存を支えるアブシジン酸(ABA)シグナル伝達制御機構の解析を行った。その結果、1)ABAシグナル伝達系の制御に関係しているPP2Cの役割、2)ダイズのGmERA1AおびGmERA1Bの乾燥ストレス耐性における役割、3)ABAシグナル伝達系におけるCK2タンパク質リン酸化酵素サブユニットの役割、4)SnRK2タンパク質リン酸化酵素の生育における役割を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、過酷環境下での植物の生存を支えるアブシジン酸シグナル伝達制御機構の解明を通して、ストレス応答と生育のバランスを担う因子やほかのシグナル経路を統合する因子の役割の一端が明らかになった。また、シロイヌナズナだけでなく、ダイズにおいても、ABAシグナル伝達系を介したストレス応答機構の解明に寄与した。本研究課題の成果を通して、実用的な不良環境耐性作物の作出へ向けた新たな研究基盤の構築に貢献した。
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