研究課題/領域番号 |
16K07549
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
遺伝育種科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
犬飼 剛 北海道大学, 農学研究院, 講師 (90223239)
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研究協力者 |
加藤 美弥子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | イネ / いもち病 / 圃場抵抗性 / 植物免疫 / 病害抵抗性 / 水稲 / 真性抵抗性 / クローニング / 育種学 / 遺伝子 / ストレス |
研究成果の概要 |
本研究では、イネ実験系統MC276の持ついもち病圃場抵抗性QTL qBRM6.2 に着目し、その単離と機能解明を行った。これまでのfine mappingの結果からqBRM6.2 は真性抵抗性遺伝子と報告されていたPid3-I1ではないかと考えられたため、この遺伝子をアグロバクテリウム法により日本晴に導入し、得られた形質転換系統の特性を解析した。その結果、形質転換系統はレース特異的な量的抵抗性を示したことから、qBRM6.2はPid3-I1で、圃場抵抗性遺伝子であることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
真性抵抗性遺伝子として報告されていたPid3-I1遺伝子が実際は圃場抵抗性遺伝子であること及びその特性が明らかになったことで、抵抗性育種におけるこの遺伝子の利用において有用な知見が得られた。また、配列のわずかな違いによって真性抵抗性(Pid3-I3遺伝子)から圃場抵抗性(Pid3-I1遺伝子)へと形質が変わることが明らかとなり、今後圃場抵抗性の機構を解明する上で重要な手がかりが得られた。
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