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栽培きのこ類の早晩性を決定するQTLの責任遺伝子の同定と検出マーカーの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K07555
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 遺伝育種科学
研究機関鳥取大学

研究代表者

松本 晃幸  鳥取大学, 農学部, 教授 (60132825)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード菌類分子遺伝学 / QTL解析 / 早晩性 / 育種マーカー / 栽培きのこ類
研究成果の概要

食用きのこ栽培において、種菌の接種後から子実体の発生までに必要とする期間(早晩性)は収穫までの全栽培期間を決定する極めて重要な育種形質であり、量的形質として知られている。本研究ではシイタケを材料として、早晩性に関わる責任遺伝子の解明を目的にQTL解析を実施した。その結果、3つの連鎖群にQTLを推定し、それぞれの領域に座乗する遺伝子をDNAマーカーの配列と参照ゲノム情報に基づいて明らかにした。今後は座乗遺伝子における親株間の多型情報と表現型との関係に基づき、責任遺伝子を明らかにする予定である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本申請課題で取り扱う早晩性は、栽培期間を決める極めて重要な育種形質である。育種学的にはQTL形質とされているが、遺伝子レベルの理解は全くなされていない。とくに、本申請課題で取り扱う早晩性については、栄養生長と生殖生長の切り替えに関わる重要なポイントであるにも関わらず、皆無と言ってよい。
以上のことから、本課題は学術的にきのこ類における子実体発生への分化の仕組みのメカニズム解明、および実用的にはより短期間で栽培可能な品種育成の育種学的知見の提供の両面から極めて意義の高いものである。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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