研究課題/領域番号 |
16K07592
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
園芸科学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
鈴木 克己 静岡大学, 農学部, 教授 (70370575)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | トマト / クチクラ層 / 水疱症 / UV / 湿度 / 生理障害 / クチクラ / 表皮 / 染色 / 電子顕微鏡 / 紫外線 / 裂果 / 園芸学 / 解剖学 / 植物 / ストレス / 環境 |
研究成果の概要 |
トマトの葉の水疱症発生を引き起こす低UV条件が、クチクラ層形成を阻害することを明らかにした。トルイジンブルー水溶液により、クチクラ層の異常を染色することで、障害程度を定量化できた。その簡易的手法を用い、トマトの水疱症の発生について研究を行った結果、低UV、高湿度などクチクラ層の形成が抑制される条件下において、発生が多いことを示した。よって、障害発生抑制のためには、UV照射が十分あること、低湿度であることが有効であることを示した。以上のことを、投稿論文としてまとめた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
トマトの生産現場で問題となっている水疱症について、クチクラ層の異常を伴っていることを明らかにした。クチクラ層の異常を染色する方法を用いることで、簡易に判別できることを示した。また、発生条件に関する研究により、障害発生を抑制する条件として、クチクラ層の形成を促進するUV照射、低湿度が有効であることを示した。これらの条件を生産現場で再現することで、水疱症の発生を抑制できると期待される。
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