研究課題/領域番号 |
16K07629
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物保護科学
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
藤村 真 東洋大学, 生命科学部, 教授 (50297735)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | パイロシークエンス法 / サスペンションアレイ法 / キュウリ褐斑病菌 / 灰色かび病菌 / 殺菌剤耐性 / キュウリ褐斑病 / 灰色かび病 / ルミネックス法 / 遺伝子診断法 / 農業用殺菌剤耐性 / 遺伝子診断技術 / パイロシークエンス / サスペンジョンアレイ / キュウリ / 複合耐性菌 / 菌類 / 遺伝子 / 薬剤耐性 |
研究成果の概要 |
特異的作用をもつ農業用殺菌剤が開発され、病害防除に主要な役割を果たしている。しかし、多くの殺菌剤で耐性菌が出現している。本研究では、新しい2種類の遺伝子診断系(パイロシークエンス法とサスペンションアレイ法)をキュウリとトマトの重要病原菌を対象に構築した。前者は、圃場単位で耐性菌の比率算出に有効で、後者は、分離株がどの殺菌剤に耐性を持つのかを判定できる。これらの検定法は、圃場における多剤耐性菌の動向をモニターするために有効である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
世界人口の増加にともない、安全で安定した農作物を生産する技術の重要度は増している。病害防除分野では、農業用殺菌剤の耐性菌が出現し、深刻な問題を与えている。本研究は、複雑化する圃場における耐性菌をモニターする2種類の遺伝子診断法を提案するものであり、学術的な意義をもつ。また、耐性菌の動態をモニターできるようになることから、無駄な農薬散布を抑制した減農薬に貢献する。従って、食の安全・安心および環境にやさしい農業に貢献する意義がある。
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