研究課題/領域番号 |
16K07675
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
渡辺 智 東京農業大学, 生命科学部, 准教授 (10508237)
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研究協力者 |
兼崎 友
大庭 優作
岩上 匡伸
吉川 佳奈子
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | DNA複製 / 複製開始 / 人工染色体 / ゲノム / 微生物ゲノム / 応用微生物 |
研究成果の概要 |
細胞はDNA複製の開始を厳密に制御することで染色体コピー数を正確に維持している。酵母や動物では複製開始機構が詳細に解析されている一方で、光合成を行う藻類や植物ではDNA複製の開始制御に関する知見は限られている。本研究では温泉などの高温、強酸性下に生息し単純な細胞構造、ゲノムを有する単細胞性真核紅藻Cyanidioschyzon merolae (シゾン) を用いて、複製起点の解析と、それを利用した新規ベクター系の開発に取り組んだ。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
シゾンは植物の基本的な細胞機能を解析するモデルとして期待されており、本研究から得られた成果を高等生物へとフィードバックすることで、農学を始め幅広い分野に応用可能である。また近年、単細胞性の真核藻類は有用物質生産のホストとして期待が高まっている。コンタミネーションのリスクが低いシゾンは物質生産のホストとしても高いポテンシャルを秘めており、本研究はシゾンをはじめとする藻類ゲノム工学の発展に大きく貢献できる。
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