研究課題/領域番号 |
16K07712
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物有機化学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
森 直紀 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (60463882)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | pseudolaric acid B / Dieckmann condensation / ジテルペン / 抗菌活性 / 抗腫瘍活性 / オレフィンメタセシス / 光学活性体合成 / ジテルペン酸 |
研究成果の概要 |
新規抗がん剤のリード化合物として期待されるpseudolaric acid Bの全合成研究を行った。Pseudolaric acid Bを合成する上での最大の課題は、特異な5員環と7員環のトランス縮環構造の構築であり、筆者はDieckmann縮合を鍵反応として用いて、本構造を効率的に構築することに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Pseudolaric acid Bは強力な抗菌・抗腫瘍活性を有し、新規抗がん剤のリード化合物として期待されているものの、その特異な構造のため合成は困難を極めている。本研究では、Dieckmann縮合を用いてpseudolaric acid Bの基本骨格の構築に成功したため、本合成法は今後類縁体合成へと応用できるものと期待している。
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