研究課題/領域番号 |
16K07735
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食品科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
佐藤 健司 京都大学, 農学研究科, 教授 (00202094)
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研究分担者 |
自見 至郎 福岡大学, 医学部, 講師 (30226360)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | コラーゲンペプチド / 創傷治癒 / Pro-Hyp / 線維芽細胞 / p75NTR / 間葉系幹細胞 / コラーゲン / 細胞増殖 / ペプチド / 体性幹細胞 / 皮膚 / 食品 / 細胞・組織 / 栄養学 / 生理活性 / 農林水産物 |
研究成果の概要 |
食肉中のコラーゲンを摂取してもヒト血漿中にPro-Hypが増加することを見出した。Pro-Hypはマウス創傷治癒部位に増加し、創傷治癒を促進することを見出した。またマウス皮膚から遊走してくる線維芽細胞は、初期には間葉性幹細胞マーカーであるp75NTRを持つが、増殖後p75NTRを失うことを発見した。Pro-Hypはp75NTR陽性の線維芽細胞に特異的に取り込まれ、増殖を促進するが、増殖を繰り返してp75NTRを失った線維芽細胞には増殖促進効果がないことを見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コラーゲンペプチドの摂取により創傷治癒が促進されることが知られている。我々はヒト血中に見いだされていたPro-Hypは線維芽細胞を増殖せせることを見出してきたが、なぜ ProHypが正常組織の線維芽細胞を増殖せせずにダメージを持つ組織の線維芽細胞を増殖させるかが不明であった。本研究により創傷部位に集積するp75NTR陽性線維芽細胞を特異的にPro-Hypが増殖促進することが明らかになった。
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