研究課題/領域番号 |
16K07756
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食品科学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
森山 達哉 近畿大学, 農学部, 教授 (60239704)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 経皮感作 / アレルゲン / 食物アレルギー / 大豆 / ソバ / 鶏卵 / マウスモデル / ゴマ / 皮膚バリア / 食品タンパク質 / 経口免疫寛容 / 経皮感作モデル / 経皮感作アレルゲン / 食物アレルゲン |
研究成果の概要 |
近年、食物アレルゲンの一部は、皮膚からの抗原浸入が感作源となることが示唆されている。これを経皮感作と呼ぶが、種々の食品に含まれる経皮感作抗原に関しては未だ不明な点が多い。そこで、マウスモデル系を構築し、食品抽出液を皮膚に塗布した際のIgE、IgG1産生を指標に経皮感作抗原を探索した。大豆や乳、卵黄、卵白、ソバ、ゴマなどの経皮感作抗原を同定した。また、塗布するタンパク質を経口摂取させると、経口免疫寛容が作動し、経皮感作を抑制しうることを大豆をモデルにして示した。さらに、経皮感作を抑制しうる食品成分についても同定することができた。また、これらの食物アレルゲンの各種処理における変動解析も行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
皮膚から食品タンパク質が侵入して体内に抗体が産生されることが引き金となる新しい食物アレルギーが知られている。本研究では、どのような食品タンパク質が皮膚から浸入して免疫系に認識されて抗体産生が起こるかという点について、マウスモデル系を用いて、本邦での主要な食品について明らかにした。また、日常的に経口摂取することで、このような経皮感作が抑制しうることを示唆した。さらに、食品の各種処理によってアレルゲンリスクがどう変化するかという点も、虫害大豆をモデルに明らかにした。
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