研究課題/領域番号 |
16K07801
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 山梨県森林総合研究所 |
研究代表者 |
長池 卓男 山梨県森林総合研究所, その他部局等, 主幹研究員 (50359254)
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研究分担者 |
飯島 勇人 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (30526702)
大地 純平 山梨県森林総合研究所, その他部局等, 研究員 (00536279)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | ニホンジカ / 剥皮 / 更新 / 亜高山帯針葉樹林 / カラマツ / 人工林 / ブナ / 分布移動 / 気候変動 / 環境 / 生態学 / 林学 |
研究成果の概要 |
気候変動の影響が顕著になりつつあるため、森林分野でもその適応策の考案や研究進展が望まれている。本研究では、気候変動下における樹木分布移動に人工林とニホンジカが及ぼす影響を明らかにし、気候変動適応策としての人工林とニホンジカの管理への提案を行うこと目的として研究を実施した。 ニホンジカに剥皮や摂食される樹種は、標高傾度で上方に分布域を拡大しようとしても、その影響により妨げられ、気候変動下での樹木分布移動には負の影響があることが推測された。一方、高標高にも植栽されているカラマツのように剥皮や摂食を比較的受けにくい樹種では、更新適地では分布域を上方に広げる可能性の高いことが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自然林における気候変動適応策を考える上では、樹木自身の推移に任せることが提案されているが、ニホンジカはそれを阻害している可能性が示唆された。今後の気候変動はニホンジカの分布域をさらに拡大させる可能性もあるため、森林の気候変動適応策を考える上でもニホンジカの適切な管理が必要であることが示唆された。
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