研究課題/領域番号 |
16K07802
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
浅田 隆志 福島大学, 共生システム理工学類, 准教授 (60434453)
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研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 木質バイオマス / 炭素化 / 触媒 / ボールミル |
研究成果の概要 |
共沈法で調製したCu-Mn触媒とCu-Zn触媒をボールミル処理によりスギおが屑に担持した後,炭素化することにより金属比を維持したまま簡便にCu-Mn触媒とCu-Zn触媒を担持したスギ炭素化物を調製する方法を開発した。Cu-Mn触媒担持については,一酸化炭素酸化反応,Cu-Zn触媒担持については,水性ガスシフト反応に対する触媒性能を評価したところ,いずれも炭素化後に過マンガン酸カリウム溶液中で処理することにより触媒活性が向上した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果によりボールミルを用いてCu-Mn触媒とCu-Zn触媒を担持したスギ炭素化物を簡便に作製する方法を開発した。作製したCu-Mn触媒とCu-Zn触媒担持スギ炭素化物はそれぞれ水素リッチガス中での一酸化炭素酸化反応と水性ガスシフト反応の触媒性能を示したことから,安価で省資源型,資源循環型の触媒として,燃料電池用の水素燃料の製造等が期待される研究成果が得られた。また,再生可能な資源である木材の高度利用,高機能化につながる研究成果が得られた。
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