研究課題/領域番号 |
16K07835
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生産科学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
前川 和義 北海道大学, 水産科学研究院, 助教 (80250504)
|
研究分担者 |
木村 暢夫 北海道大学, 水産科学研究院, 教授 (50186326)
安間 洋樹 北海道大学, 水産科学研究院, 准教授 (50517331)
|
研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 漁業調査船 / 海洋観測 / CFD / PIV / 水産工学 / 漁船工学 / 漁業調査 |
研究成果の概要 |
漁業調査船は,水産生物資源の探索・捕獲や海水採取などの調査研究業務に従事しており,水圏における生物資源管理のための重要な役割を担っている。本研究は,漁業調査船の性能の高度化・高効率化を目指す観点から,風や波などの影響を受ける実海域で観測を実施する状況を想定した船体や観測機器の模型試験と数値シミュレーションを実施し,観測時における調査船の運動特性や,観測機器の流体力学的特性に生じる影響について検討を行った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で水槽実験と数値シミュレーションを実施した結果,漁業調査船の運動特性に影響をおよぼす要因や,これまで詳細が明らかにされていなかった観測・調査機器の周囲に生じる流体現象を見出すことができ,観測をより正確かつ効率的に実施するために必要となる,重要な知見を得ることができた。これらの成果を今後の漁業調査船の設計・建造における運動制御性能の推定・評価や,観測機器の開発・改良の際に考慮することで,観測手法を従来よりも優れたものへと発展させることができると考えられる。
|