研究課題/領域番号 |
16K07849
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 香川県立保健医療大学 |
研究代表者 |
奥田 潤 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (90334276)
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研究分担者 |
中井 敏博 広島大学, 生物圏科学研究科, 教授 (60164117)
末澤 千草 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 講師 (90331868)
河東 康彦 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 増養殖研究所, 研究員 (90634220)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | Edwardsiella piscicida / Edwardsiella tarda / エドワジエラ症 / ヒラメ / III型分泌機構 / 機能未知遺伝子 / ヒラメに対する病原性 / 食細胞抵抗性 / 魚類病原細菌 / E. tarda / TTSS / 食菌抵抗性 / タイプⅢ分泌機構 / 病原性発現機構 / Yeast two-hybrid法 / GSTプルダウンアッセイ法 / ヒラメ感染実験 / タイプIII変異株 / 魚類エドワジエラ症 / タイプⅢ分泌装置 / エフェクター / 結合宿主因子探索 / 病原機構 |
研究成果の概要 |
Edwardsiella piscicida (旧菌種名: E. tarda) の病原性発現には、III型分泌機構(TTSS)が必要である。本研究では本菌のTTSS遺伝子クラスター内に存在する orf13、orf19、orf29、orf30遺伝子に着目し、これら4つの変異株のヒラメに対する病原性及びヒラメマクロファージに対する食菌抵抗性を調べた。その結果、orf13及びorf19遺伝子はゼブラフィッシュを用いたわれわれの過去の研究結果と同様にヒラメに対する病原性及びヒラメマクロファージの食菌抵抗性に関与した。一方、orf29及びorf30遺伝子はヒラメに対する病原性に関与しない結果となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
われわれは本菌によるヒラメエドワジエラ症の新規感染症予防法創製のシードとなる標的遺伝子として、本菌のタイプIII分泌装置の遺伝子クラスター内に存在するorf13及びorf19遺伝子を同定することに成功した。本研究成果を基に、今後はヒラメに対する病原性に関与したorf13及びorf19遺伝子ノックアウト株をヒラメに対するワクチン候補株として応用する研究を行うことで、産業的被害が大きく、その防除対策に苦慮している養殖ヒラメのエドワジエラ症の全く新しい治療・予防法の開発につながることが期待される。
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