研究課題/領域番号 |
16K07898
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営・経済農学
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研究機関 | 明治大学 (2019) 鳥取大学 (2016-2018) |
研究代表者 |
片野 洋平 明治大学, 農学部, 専任准教授 (00407347)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 環境政策 / 森林政策 / 所有者不明の土地問題 / 社会学 / 法社会学 / 自治体政策 |
研究成果の概要 |
日本各地で、放置される家屋、農地、山林に起因する問題が発生している。その問題領域は放置された財を利用しないまま所有することの是非をめぐる所有権のあり方についての理論的課題から、放置された財が生活者に与える影響を排除することを目的とする実践的課題まで多岐にわたる。これまで、こうした放置される財をめぐる研究は、理論面で研究が行われ、実践面でほとんど改善策が見出されてこなかった。本研究では、そうした放置財をめぐる混乱する状況について、理論と実践のベストミックスを探る。そして、成果を理論と実践にフィードバックさせる試みを行うことを目標とする。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究が対象とした放置資産の研究は、所有者不明の土地問題といわれる社会現象とほぼ重複する。本研究自体は過去10年にわたって行われてきたものであるが、研究期間中に所有者不明の土地問題が、マスコミなどで広く世間に知られるようになったため、本研究の成果についても、国内外から関心を得ることとになった。研究成果について、学会では、特別シンポジウムの課題として取り上げられRural Sociologyや林業経済研究などに採択されるなど、一定の成果を収めた。また、研究成果を公表する形で、NHKに出演するなど、一定の成果を国民の皆様に提供できたと考えている。
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