研究課題/領域番号 |
16K07918
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営・経済農学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
松本 浩一 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 中央農業研究センター, グループ長 (10355472)
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研究分担者 |
佐藤 正衛 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 北海道農業研究センター, 上級研究員 (10355258)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 農業情報システム / 経営管理 / 農業経営モデル / 経営シミュレーション / データ連携 / 圃場管理システム / 農業経済学 / 農業経営管理 / 農業経営ビッグデータ |
研究成果の概要 |
本研究は、経営管理等の意思決定に寄与する情報を提供できる農業経営ビッグデータ解析・情報提供システムの開発を目的に、雇用型農業経営における情報に対する経営行動の特性の解明を踏まえて、農業経営ビッグデータ活用システムの開発を行った。 その結果、圃場管理システムに収集・蓄積される情報を作付計画等で活用することで経営改善が図れる情報を提供することが可能な点を示すとともに、意思決定への利用を可能にするデータ連携ツールを開発した。また、APIで取得したデータを統合化した農業経営モデルを構築することで、農業経営ビッグデータの有効活用と経営の個別の分析ニーズに応えられるシステムを開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、経営者の意思決定における情報活用に焦点をあて、そこでの雇用型農業経営者の経営行動の解明を試みる点に特色がある。また、データの収集・蓄積環境が整備されつつある農業経営ビッグデータに対し、経営者の意思決定に資する有効な情報を提供するための農業経営ビッグデータの解析手法の解明を試みることも独創的な点である。 本システムの開発によって、農業経営ビッグデータを経営管理・経営戦略の意思決定に有効な情報として農業経営者に提供できることになり、科学的なデータに基づいた意思決定のもとで,雇用型農業経営の安定的・持続的な発展が期待でき,ひいては食料の安定供給に貢献できる。
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