研究課題/領域番号 |
16K07926
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会・開発農学
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
赤沢 克洋 島根大学, 学術研究院農生命科学系, 准教授 (70304037)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 地域資源管理 / マーケティング / 経験価値 / 定量分析 / 地域マーケティング / 旅行の発動要因 / 旅行経験 / 地域資源 / 農業経済学 / 地域活性化 |
研究成果の概要 |
本研究では,地域マーケティングのさまざまな局面において,経験がどのように提供されるのか,それらの経験が価値を形成するのかを定量的に検証した.その結果,温泉地宿泊施設,温泉地,世界遺産,産業遺産,島嶼地域,旅行体験,コンテンツツーリズムなどがさまざまな経験を提供しており,それらの経験が旅行者や利用者の肯定的な評価や意向に結びつくことが示された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
経験による価値の付加は有効性が実証的に確認されているものの,地域資源が提供する経験に関しては十分に検証がなされていなかった.本研究では,地域資源が提供する経験を網羅的に捕捉し,それらの経験を旅行者や利用者の選好の視点から類型化した.また,地域資源の提供する経験が満足感やリピート意向などの価値をもたらすことを示した.さらに,これらに基づいて地域マーケティングのさまざまな戦略を提案した.以上の成果は,新規性と有用性が高く,学術的かつ社会的な意義をもつといえる.
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