研究課題/領域番号 |
16K07929
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会・開発農学
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研究機関 | 香川高等専門学校 |
研究代表者 |
村上 幸一 香川高等専門学校, 電気情報工学科, 准教授 (40370035)
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研究分担者 |
白石 和章 鳥羽商船高等専門学校, その他部局等, 准教授 (40442454)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 知識継承 / 知識表出 / スマート農業 / 機械学習 / 技術継承 / アイカメラ / 深層学習 / 自動注釈 / 農作業技術継承 / マニュアル自動生成 / マニュアル / 技術の普及と移転 |
研究成果の概要 |
本研究グループでは,従来の農作業技術継承マニュアルの作成方法の問題点を改善するために,「マニュアル自動生成機能」, 「代替マニュアル合成機能」をシステム実装した.また,アイカメラ映像からの画像解析による意味抽出手法として,Mask R-CNNを用いた画像認識技術を提案した.このことにより, マニュアルの整備の労力の軽減と, 画像内の物体認識と視線データの2つから,農作業者の注視物の自動キャプショニングを行うことができるようになった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
一般的に多くの農家では農作業を勘や経験に基づき行っていることが多く,その際の注意点やノウハウを紙やデータで記録しておくことは少ない.また,既存の農作業マニュアルは文章・画像を用いた紙ベースのものが多く,新規就農者にとって農作業が直感的・主観的に理解しづらいものとなっていた.本研究グループではこれらの問題点を解決するために,視線計測が可能なカメラ(アイカメラ)を用いた農作業技術継承マニュアルを提案してきた.熟練営農者の視線情報を含んだ農作業映像を撮影し,農作業を直感的・主観的に理解しやすくなる.
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