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産物書上帳と地租改正絵図を用いた江戸期の栃木県農村部における生物多様性の解明

研究課題

研究課題/領域番号 16K07937
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 地域環境工学・計画学
研究機関宇都宮大学

研究代表者

守山 拓弥  宇都宮大学, 農学部, 准教授 (70640126)

研究分担者 柿野 亘  北里大学, 獣医学部, 講師 (10623936)
田村 孝浩  宇都宮大学, 農学部, 准教授 (20341729)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワード和紙公図 / 産物書上帳 / 魚類相 / 地租改正絵図 / 生物多様性 / 聞取り調査 / 魚類 / 両生類 / 江戸期
研究成果の概要

聞き取り調査により明らかにできる昭和30年代の魚類相の把握と、分布推定モデルの作成を行った。対象は、宇都宮市とし、聞き取り調査を多面的機能支払活動に取り組む28組織に行った。環境情報は、1952年に作図された旧版地形図(1/50000)の宇都宮、壬生、及び矢板の3つの地図から河川の有無、水田の面積、標高を用いた。聞き取り結果と環境情報を基に、多項ロジスティック回帰分析を実施し、20魚種の分布推定を行ったところ、7魚種でR2値が0.45以上、P値が0.01以下、各正解率が60%以上という良好な結果を得たため、この7種についての分布推定図を作成した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により、過去の魚類相を明らかにするとともに、当時の分布推定図を作成した。この研究により、過去の魚類相を推定する手法を確立するとともに、当時の魚類相の基礎情報の蓄積がなされるという学術的な意義が達成された。こうした手法や基礎情報は、生態系を保全するうえで重要となる「過去の良好であった生態系」という目標設定を行う上で重要となり、本研究の社会的意義と言える。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018 2017

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 栃木県におけるアンケートを用いた魚類の呼称調査2018

    • 著者名/発表者名
      守山拓弥
    • 学会等名
      農業農村工学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 栃木県におけるアンケートを用いた魚類の呼称調査2018

    • 著者名/発表者名
      守山拓弥、守山弘
    • 学会等名
      農業農村工学会大会講演会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 宇都宮市内における過去の魚類分布推定図作成の試み2017

    • 著者名/発表者名
      横田敦也守山拓弥田村孝浩
    • 学会等名
      農業農村工学会大会講演会
    • 発表場所
      日本大学湘南キャンパス
    • 年月日
      2017-08-29
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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