研究課題/領域番号 |
16K07952
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域環境工学・計画学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
亀山 幸司 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農村工学研究部門, 上級研究員 (90414432)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | バイオ炭 / 堆肥 / 混合施用 / 団粒形成 / 保肥性 / 保水性 / 土壌改良 / 客土用山土 / 牛糞堆肥 / 山土 / 培養試験 / 山砂 / 熟畑化 / 炭素貯留 |
研究成果の概要 |
バイオ炭と堆肥の混合施用は,団粒構造の形成や作物生育の改善等に対して相乗効果を示すことが報告される一方,効果がみられないという結果も散見される.そのため,混合施用の効果は,バイオ炭,堆肥,土壌の組み合わせによって異なることが推察される.そこで,本研究では,客土用山土に対する木質バイオ炭と牛糞堆肥の混合施用が理化学性に及ぼす影響について検討した.その結果,保肥性において混合施用の効用が見られた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
客土が必要な農地は被災地等において増えることが想定される.本課題により,客土土壌等の生産性が低い土壌を対象に,バイオ炭を活用した急速熟畑化技術が確立されれば,これらの地域の農業復興に大きく貢献することができる.更に,バイオ炭の原料として有望な林地残材(間伐材など)の利用率は約1%で殆どが山林に放置されている.これら未利用バイオマスの新たな用途を見出すことにより,バイオマス利活用の促進に繋がると予想される.
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