研究課題/領域番号 |
16K07961
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業環境・情報工学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
鹿内 健志 琉球大学, 農学部, 教授 (20264476)
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研究分担者 |
平井 康丸 九州大学, 農学研究院, 准教授 (10432949)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | サトウキビ / 農作業情報 / GNSS / GIS / スケジューリング問題 / 農作業効率 / 小型機械化 / GPS / 車載カメラ / 収穫機 / 農作業モデル / 地理情報システム / a農作業情報 / b地理情報システム(GIS) / c衛星測位 / dシミュレーション / e |
研究成果の概要 |
沖縄県本島の生産法人等では,小規模なほ場を集積し,機械により大規模な作業管理を行う必要がある。その場合,ほ場が分散しているので,分散ほ場での最適な農作業計画立案を支援する農作業最適化システムが必要である。本研究では正確な作業時間・効率の計測が可能なシステムを開発し,ほ場の多様な条件(面積,ほ場形状,生育状況など)で作業機の調査を行った。結果,小型サトウキビ収穫機と搬出機の連携作業モデルおよび複数ほ場での農作業スケジュールを可能とする数理モデルを完成した。これらにより,小型機械によるダウンサイズ化機械体系の実現性について正確な収穫作業シミュレーションを可能とした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
同時に作業する複数の作業機のほ場内での相対的位置に着目し,連携作業をモデル化しており,サトウキビ収穫作業だけでなく,自動化による複数作業機の協調作業の効率性を検討する際の基礎モデルとして活用できる。ほ場分散を考慮した農作業モデルにより,生産法人等での作業受委託での精密な作業計画が可能になり全国の農地の集積や農作業の受委託により効率的で安定した生産を進める地域への貢献が可能となる。
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