研究課題/領域番号 |
16K07975
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業環境・情報工学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
星 岳彦 近畿大学, 生物理工学部, 教授 (80219162)
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研究分担者 |
瀧川 義浩 近畿大学, 先端技術総合研究所, 准教授 (60446010)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | Arduino / マイクロ分光器 / 光合成モデル / FabLab / 施設園芸 / ユビキタス環境制御システム / 光環境 / スマート農業 / ファーカーモデル / 光合成速度 / 分光器 / トマト群落 / CO2センサ / 分光ガジェット / デジタルファブリケーション / モデリング / センシング / IoT |
研究成果の概要 |
低コストオープンソースハードウェアによるコンピュータ基板を使って、施設植物生産をスマート化する小型高性能情報機器(ガジェット)を提案した。計測位置を固定したこれまでの静的・硬直的な環境計測ではなく、気になる箇所に携帯性の高い小型機器を局所的に設置することにより、機動的・柔軟な環境計測による生産性改善を行う新たな視点の手法である。事例研究として、局所分光環境ガジェットと、局所植物成育評価モデリングガジェットを設計・試作し、植物生産施設で試験して有用性を評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
内外の大規模な園芸施設(温室やハウス)では、高価な情報通信技術が導入され高度な環境計測制御が実現されている。しかし、日本の施設植物生産の大部分は比較的小規模な園芸施設が担っており、このような高度技術の導入は経済的に困難である。そこで、近年の低価格化された情報処理機材を活用して、日本の小規模な園芸生産施設にも導入可能な、環境を測定して生産環境を改善する助けになる情報が得られる低コストガジェットを開発し、生産性の向上を図る。
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