研究課題/領域番号 |
16K07989
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生産科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
友永 省三 京都大学, 農学研究科, 助教 (00552324)
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研究協力者 |
白石 純一
牧野 良輔
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | キヌレニン / ニワトリ / 成長 / ストレス / メタボローム解析 / ガスクロマトグラフ質量分析計 / トリプトファン代謝物の網羅的分析 / ガスクロマトグラフ三連四重極型質量分析計 / キノリン酸 / ピコリン酸 / キヌレニン経路 / トリプトファン / ニワトリヒナ |
研究成果の概要 |
幼雛期のニワトリおいて、キヌレニン経路やその他経路の代謝物質が、ストレス負荷や成長の影響を受けるのかをメタボローム解析を用いて調べた。まず、暑熱ストレスにより、キヌレニンやキノリン酸などのキヌレニン経路代謝物の増加を確認することができた。次に、成長に伴う変動を調べたところ、幾つかの興味深い代謝物質の変動が認められたものの、キヌレニン経路代謝物においては十分な分析感度が得られず、明らかにできなかった。そこで、キヌレニン経路を含むトリプトファン代謝物の網羅的高精度分析系を検討する意義を見出し、取り組んだ結果、キヌレニン経路代謝物だけでなく、他の経路代謝物も含む有用な分析系を確立することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ニワトリにおいて、成長やストレスとキヌレニン経路の関係は不明な点が多かった。本研究から、これらの関係解明に向けて有用な基盤情報と分析系を得ることができた。これらを用いた更なる研究は、ニワトリにおける生産向上に係る生理機能の解明に向けて有用である。今後、関連する研究成果の蓄積から、食糧自給率の改善が望まれる我が国における鶏卵や鶏肉の生産に資することを目指す。
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