研究課題/領域番号 |
16K07997
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生産科学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
溝口 康 明治大学, 農学部, 専任准教授 (80514158)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | ウシ筋肉内脂肪細胞 / 酢酸 / プロピオン酸 / ウシ / 筋肉内脂肪細胞 / 揮発性脂肪酸 |
研究成果の概要 |
ウシ筋肉内脂肪細胞(BIP)分化誘導における揮発性脂肪酸の役割を明らかにすることを目的とした。本研究は、BIP分化における主な揮発性脂肪酸である酢酸やプロピオン酸などの濃度変化やそれらの組み合わせによる影響などを比較した。本研究により、揮発性脂肪酸のウシ筋肉内脂肪細胞分化に与える影響の一端を明らかにすることができた。今後は、ウシ体内における揮発性脂肪酸の肉質への影響について明らかにしていく必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
霜降りは、香り、風味、美味しさにも影響しており食文化の観点からも魅力的な現象である。揮発性脂肪酸は、ウシのような反芻動物では主要な栄養源の一種である。本研究は、霜降り形成に深く関わっているウシ筋肉内脂肪細胞分化における揮発性脂肪酸の影響について調べ、その調節機構の一端を明らかにした。今後は、揮発性脂肪酸を産生するウシ第一胃に存在するルーメン内微生物叢と肉質特に霜降り形質との関係について研究する必要がある。
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