研究課題/領域番号 |
16K08018
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
村本 裕紀子 京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 特別研究員(RPD) (70436567)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | インフルエンザウイルス |
研究成果の概要 |
抗体医薬品は、一つの抗体が一つの抗原を認識する特異性を利用した治療薬である。本研究では、抗体医薬品として、全てのA型インフルエンザの治療に利用可能なモノクローナル抗体の作出法を確立することを目的とした。抗体作出方法として、マウスの免疫方法、抗体産生ハイブリドーマの作出方法、加えて、スクリーニング方法についても様々な方法を検討しながら抗体作出を進めた結果、複数のHA亜型を認識する抗インフルエンザウイルス抗体産生ハイブリドーマを作出できた。つまり、複数のHA亜型を認識する抗体作出に適した方法を見出すことができた。本手法はウイルス性感染症治療用抗体の作出法となると期待できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
抗体医薬品は、一つの抗体が一つの抗原を認識する特異性を利用した、副作用の少ない効果的な治療法として、がん、免疫炎症性疾患、感染症、その他の分野で利用されている。しかしインフルエンザの治療法としては未だ実用化されていない。インフルエンザウイルスの主要抗原HA蛋白質の抗原性がH1からH18までのHA亜型により、大きく異なることが大きな障害となっている。そこで本研究では、全てのHA亜型を認識する抗体の作出に適した方法を探索した。
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