研究課題/領域番号 |
16K08126
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
柳井 重人 千葉大学, 大学院園芸学研究科, 准教授 (30241946)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ランドスケープ / パブリックオープンスペース / 管理放棄地 / 都市公園 / 空き地 / 緑地環境管理 / オープンスペース / 土地利用 / 公園緑地 / マネジメント / 樹林地 / 農地 / 市街地縁辺部 / 緑地 |
研究成果の概要 |
本研究では、市街地縁辺部を対象に、空き地や樹林地等の管理放棄地を、地域住民によるアクセスが可能で公益的サービスを提供し得るパブリックオープンスペースとして再生する手法を考察することを目的とした。文献および事例レビューの後に、実地研究として、千葉県松戸市を対象に、管理放棄地の分布と住区基幹公園の配置との関係性、管理放棄地に対する住民の認識等を把握した。また、松戸市等において、空き地、樹林地等の活用事例を検証し、それらの実態や課題を明らかにした。以上の結果に基づいて、管理放棄地のパブリックオープンスペースとしての可能性、再生のための基本方針、プロセス、担い手やマネジメントのあり方を考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、従来、個別に論じられていた管理放棄地(空き地、樹林地等)、空き地を活用した暫定的な緑地、住区基幹公園の分布や配置の関係性を地区スケールで論じた点、空き地、樹林地のような管理放棄地や、その存続が懸念されている農地の各々の土地利用に対し、パブリックオープンスペースとしての再生に必要な課題等を把握した点、これらをもとに、住区基幹公園を含むパブリックオープンスペースの更新や再編を包括的に論じた点等に意義がある。これらの知見は、緑の基本計画、法制度や条例によるルールの設定と適用、緑に関する個別計画や事業の推進や改善において応用できる。
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