研究課題/領域番号 |
16K08130
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
上甫木 昭春 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 客員研究員 (70152858)
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研究分担者 |
川田 佳子 (押田佳子) 日本大学, 理工学部, 准教授 (10465271)
上田 萌子 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 助教 (10549736)
浦出 俊和 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 助教 (80244664)
大平 和弘 兵庫県立人と自然の博物館, その他部局等, 研究員(移行) (90711169)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 祭祀空間 / 地域コミュニティ / モイドン / ノロ / 御嶽 / 地域再生 / カミヤマ / 自然インフラ |
研究成果の概要 |
鹿児島のモイドンに対する文化財指定が、モイドンの管理や住民への周知に寄与していることや、祭りの継続のためにはモイドンの管理単位を広げることの必要性を明らかにした。奄美渡島のノロ祭祀が集落行事に集約するという祭祀の変化に対し,ミャーに公民館が建てられる,小学校を活用するといった祭祀空間の変容が確認された。川平の御嶽は共通して閉鎖的な空間形態を成しており、神司や御嶽を中心とした祭事を閉鎖的に執り行うことで伝統が継承されていた。対して、竹富では御嶽の空間形態や維持管理形態は様々で、祭事についても神司や神事関係者を中心のものから村人総出の芸能、公民館行事など合理的な組織運営により伝統が継承されていた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
衰退が進む国内の伝統的な祭祀空間に対し、鹿児島(モイドン)、奄美大島(ノロ)、八重山(御嶽)での事例研究を通じて、地域再生に資する保全のあり方を提示した。
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