研究課題/領域番号 |
16K08133
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
國井 洋一 東京農業大学, 地域環境科学部, 准教授 (10459711)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 拡張現実 / 原景観 / 再現 / 写真測量 / UAV / 3次元情報 / 地上型レーザスキャナ / レーザ測量 / 建造物 / 景観形成・保全 / 3次元空間再現 / 拡張現実(AR) |
研究成果の概要 |
本研究は、失われた建造物を含んだ原景観の再現を目指し、研究代表者が提案した写真測量法による建造物の復元手法によって得られる3次元情報を応用し、建造物およびその周辺の景観を可能な限り現実に近い形で再現することを目的とするものである。 研究代表者は、3次元情報の取得手法として地上型レーザスキャナやUAV(ドローン)写真測量を用い、地物の3次元情報取得に取り組んだ。その結果、多くの対象地において効率的に3次元データを取得し、景観再現を行うことが可能であることが示された。それらの3次元データは対象地の状況に合わせて柔軟に扱うことが可能であり、有用性の高いものであることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
レーザ測量およびUAV測量による3次元情報取得においては、いずれの対象地においても効率的に3次元データを取得し、3Dモデリングを行うことが可能であった。このような3次元データはそれぞれの対象地の状況に合わせて柔軟に扱うことが可能であり、レーザ測量やUAV測量によってデータを簡便に取得できることは有用性が高いと考えられる。 また、ARを用いて景観シミュレーションを行ったことにより、建造物の外観の状況を現実に近い形で示すことができたと言える。さらに、ARによる建造物の表示は明るさが確保できる日中であれば、季節を問わず実施可能であるため、経時変化に対する景観シミュレーションも可能であると予測される。
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