研究課題/領域番号 |
16K08209
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
鈴木 茂生 近畿大学, 薬学部, 教授 (00154542)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 糖タンパク質糖鎖分析 / レクチン / エキソグリコシダーゼ / キャピラリー電気泳動 / 糖タンパク質性製剤 / 糖タンパク質糖鎖解析 / アフィニティー解析 / 網羅的解析 / アフィニティーキャピラリー電気泳動 / インキャピラリー酵素反応 / 逐次反応型キャピラリー電気泳動 / 濃縮キャピラリー電気泳動 / インキャピラリー化学反応 / ハイスループット分析 / 糖鎖解析デバイス / 糖タンパク質糖鎖 / 自動分析 / 糖タンパク質性医薬品 / アフィニティー電気泳動 / 糖鎖プロファイル解析 |
研究成果の概要 |
糖タンパク質糖鎖は生体内で様々な調整機能や生物学的機能発現に関与している。しかし糖鎖の種類は多く、含量の幅も広いので、その糖鎖プロファイルの微細な変化を定量的に捉える必要がある。我々はレクチンやエキソグリコシダーゼを用いた糖タンパク質糖鎖の部分導入アフィニティーキャピラリー電気泳動法を開発した。測定操作としては、通常のキャピラリー電気泳動において先ずレクチンあるいはエキソグリコシダーゼ溶液を次いで電気泳動移動度の速い糖タンパク質糖鎖蛍光性誘導体を導入し、電気泳動を行う。レクチンやエキソグリコシダーゼの種類によって構造情報が得られる上、これら酵素を逐次導入することで糖鎖の配列解析が可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、糖タンパク質性医薬品が数多く上市され、既にジェネリック製剤の投入時期を迎えた。過去に糖タンパク質製剤の糖鎖を十分に管理せず、重篤な事故を起こしたこともあり、人体に危険な非ヒト型糖鎖について、量が極めて微量であっても精度よく定量できる簡便な管理方法が求められている。本法はこのような目的にもっとも適していると考える。
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