研究課題/領域番号 |
16K08265
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理系薬学
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研究機関 | 熊本大学 (2018) 岐阜薬科大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
塩田 倫史 熊本大学, 発生医学研究所, 准教授 (00374950)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | グアニン四重鎖 / 神経変性疾患 / 神経細胞 / RNA-G4 構造/タンパク質複合体 / 遺伝性神経変性疾患 / 神経疾患 / DNA / RNA / RAN translation |
研究成果の概要 |
グアニン四重鎖構造(G4構造)はグアニンリッチ配列で、1本鎖DNAもしくはRNAが形成する特殊な高次構造である。特定のDNAグアニンリッチ配列異常反復伸長から転写されるRNA-G4構造が数種のRNA結合タンパク質と凝集体を形成し、神経変性疾患の病態に関与する。本研究では、RNA-G4構造/タンパク質複合体の脳における構成成分を解析し、神経変性疾患におけるRNA-G4構造/タンパク質の異常凝集機構を解明することを目的とした。結果として、G4構造認識フラグメントを利用して免疫沈降を行い、マウス脳組織におけるRNA-G4構造/タンパク質複合体のタンパク質分子とRNA構成成分を同定した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、神経変性疾患の病態に関与するRNA-G4構造/タンパク質複合体の神経細胞における構成成分を解析・同定した。今後、この異常凝集機構を解明することで、ALS等の神経変性疾患の病態解明に迫ることができ、新たな治療標的を提示できる。
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