研究課題/領域番号 |
16K08297
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天然資源系薬学
|
研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
寺坂 和祥 名古屋市立大学, 大学院薬学研究科, 講師 (60405214)
|
研究協力者 |
石内 勘一郎 名古屋市立大学, 大学院薬学研究科, 講師
政田 さやか 国立医薬品食品衛生研究所, 主任研究官
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 植物二次代謝糖転移酵素 / アントラキノン / 薬用植物 / 配糖体 / 機能性化合物 / Rheum属植物 / 生体機能利用 / 植物二次代謝 / 生合成 / 糖転移酵素 |
研究成果の概要 |
植物二次代謝産物の生合成において、未知のアントラキノン特異的配糖化酵素を単離することを目的として研究を実施した。シークエンス解析とデータベース情報の双方を利用して、Rheum属植物から植物二次代謝糖転移酵素の遺伝子配列を網羅的に取得した。組換え酵素を用いた触媒機能解析により、アントラキノンに対して高い活性を有する植物二次代謝糖転移酵素を複数見出した。これらは、アントラキノン配糖体の生合成において重要な役割を果たしている可能性がある。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
植物の遺伝子配列情報の中には非常に多くの植物二次代謝糖転移酵素が存在しているが、その大半の機能は未だ不明であり、本研究で得られたアントラキノン配糖化酵素の配列情報が、機能未知の配糖化酵素の機能同定に有益な情報をもたらすことが期待できる。また、薬用植物において含量が少なく、薬理活性解析が十分ではないアントラキノン配糖体を効率良く得るためのツールとして、本研究で見出された配糖化酵素を利用していくことが可能である。
|